“高輪泉岳寺”の読み方と例文
読み方割合
たかなわせんがくじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文政十年十月二十九日享年六十歳を以てその家に終り、高輪泉岳寺たかなわせんがくじの後丘に葬られた。同寺の過去帳に「泰亮院養心牧翁居士俗名牧野泰輔」としてある。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「この前の日曜に東風子とうふうし高輪泉岳寺たかなわせんがくじに行ったんだそうだ。この寒いのによせばいいのに——第一今時いまどき泉岳寺などへ参るのはさも東京を知らない、田舎者いなかもののようじゃないか」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)