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二人
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ふたあり
ふりがな文庫
“
二人
(
ふたあり
)” の例文
黒い頭で下は
塞
(
ふさ
)
がっている上から
背伸
(
せえのび
)
をして
見下
(
みおろ
)
すと、
斜
(
はす
)
に曲ってる
向
(
むこう
)
の石垣の角から、
紺
(
こん
)
の
筒袖
(
つつそで
)
を着た男が
二人
(
ふたあり
)
出た。あとからまた二人出た。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
まるで
二人
(
ふたあり
)
っきりなんだものねーえ
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
『え、新坊さんと
二人
(
ふたあり
)
の。』
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「とうとう
遣
(
や
)
って来たのね、
御婆
(
おばあ
)
さんも。今までは
御爺
(
おじい
)
さんだけだったのが、御爺さんと御婆さんと二人になったのね。これからは
二人
(
ふたあり
)
に
祟
(
たた
)
られるんですよ、
貴夫
(
あなた
)
は」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
黒か
紺
(
こん
)
か色の
判然
(
はっきり
)
しない
筒服
(
つつっぽう
)
を着ている。足は職人の
穿
(
は
)
くような細い
股引
(
ももひき
)
で、色はやはり同じ紺である。それでカンテラを
提
(
さ
)
げている。のみならず
二人
(
ふたあり
)
が二人とも泥だらけになって、
濡
(
ぬ
)
れてる。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
これは天井の陥落を防ぐため、少し広い所になると突っかい棒に張るために、シチュウが必要な作事場へ置いて行くんだそうだ。その上に
二人
(
ふたあり
)
腰を掛けて、残る一人が
屈
(
しゃが
)
んで丸太へ向いている。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“二人”の意味
《名詞》
(ふたり、ニニン)人数が2であること。
(ふたり)恋愛関係にある男女。
(出典:Wiktionary)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“二人”で始まる語句
二人連
二人前
二人共
二人静
二人限
二人三人
二人分
二人扶持
二人切
二人乘