“商人風”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あきんどふう50.0%
あきゅうどふう33.3%
あきうどふう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしその後ろに、商人風あきんどふうな男が、こちらへ背を向けたまま、室内で、もう一名の行房ゆきふさとはなしこんでいるのをチラと見
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
下総しもうさ寒川さむかわべりを、うろついている旅の商人風あきゅうどふうの男がある。橋の口を、幾度か行ったり来たりしていた。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もなく横山町辺よこやまちょうへんの提灯をつけた辻駕籠つじかご一梃いっちょう、飛ぶがように駈来かけきたって門口かどぐちとどまるや否や、中から転出まろびいづ商人風あきうどふうの男
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)