“あきゅうどふう”の漢字の書き方と例文
語句割合
商人風100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下総しもうさ寒川さむかわべりを、うろついている旅の商人風あきゅうどふうの男がある。橋の口を、幾度か行ったり来たりしていた。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もう一人は堅気の商人風あきゅうどふう、年は三十前後であろう、菅笠すげがさで顔を隠しているので、ハッキリ正体は解らないが、薩摩屋敷から出たところを見ると、伊集院五郎の変装らしい。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)