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転出
ふりがな文庫
“転出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まろびい
50.0%
まろびいづ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まろびい
(逆引き)
斯
(
か
)
くて婦人が無体にも予が寝し
衾
(
ふすま
)
をかゝげつゝ、
衝
(
つ
)
と身を入るゝに絶叫して、
護謨球
(
ごむだま
)
の如く
飛上
(
とびあが
)
り、
室
(
しつ
)
の
外
(
おもて
)
に
転出
(
まろびい
)
でて
畢生
(
ひつせい
)
の力を
籠
(
こ
)
め、
艶魔
(
えんま
)
を封ずるかの如く、襖を
圧
(
おさ
)
へて立ちけるまでは
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
転出(まろびい)の例文をもっと
(1作品)
見る
まろびいづ
(逆引き)
と
間
(
ま
)
もなく
横山町辺
(
よこやまちょうへん
)
の提灯をつけた
辻駕籠
(
つじかご
)
一梃
(
いっちょう
)
、飛ぶがように
駈来
(
かけきた
)
って
門口
(
かどぐち
)
に
止
(
とどま
)
るや否や、中から
転出
(
まろびいづ
)
る
商人風
(
あきうどふう
)
の男
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
転出(まろびいづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“転出”の意味
《名詞》
現在居住している地から他の地へ移ること。
現在所属している勤務地や学校などから他の所属へ移ること。
(出典:Wiktionary)
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“転”で始まる語句
転
転婆
転寝
転覆
転訛
転倒
転々
転輾
転生
転嫁
“転出”のふりがなが多い著者
永井荷風
泉鏡花