“剣把”の読み方と例文
読み方割合
けんぱ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「一揮(き)して、風を断てば、剣は啾々(しゅうしゅう)と泣くのだ。星衝(つ)いて、剣把(けんぱ)から鋩子(ぼうし)までを俯仰(ふぎょう)すれば、朧夜(おぼろよ)の雲とまがう光の斑(ふ)は、みな剣の涙として拙者には見える」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、階下を見ると、その人、身の丈は長幹の松の如く、髯の長さ剣把(けんぱ)に到り、臥蚕(がさん)の眉、丹鳳(たんほう)の眼(まなこ)、さながら天来の戦鬼が、忽(こつ)として地に降りたかと疑われた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
剣把(けんぱ)をたたくと、人々は、もう顫(ふる)えあがって、唯々諾々(いいだくだく)と、彼の命のままうごくしかなかった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)