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たば
ふりがな文庫
“たば”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
タバ
語句
割合
束
86.7%
騙
6.1%
把
1.0%
誑
1.0%
佩
0.5%
束把
0.5%
欺
0.5%
煙
0.5%
瞞
0.5%
統
0.5%
綰
0.5%
繩
0.5%
貯
0.5%
賜
0.5%
▼ 他 11 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
束
(逆引き)
橋の
袂
(
たもと
)
に二軒の農家があって、その屋根の下を半ば我が家の物置きに使っているらしく、人の通れる路を残して
薪
(
たきぎ
)
の
束
(
たば
)
が積んである。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
たば(束)の例文をもっと
(50作品+)
見る
騙
(逆引き)
稍々
(
やや
)
誇張して云えば、早苗の自殺ではっと気を緊めた見物の前に、大きく「ええ、口惜しや、
騙
(
たば
)
かられたか!」
印象:九月の帝国劇場
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
たば(騙)の例文をもっと
(12作品)
見る
把
(逆引き)
継子のほうは運よく途中の木の根に衣物の裾が引っ懸かって助かり、実子のほうはカヤ
把
(
たば
)
の重さで下の谷川の大石の上にころび落ちて、からだが千々に砕けて死んでしまった。
東奥異聞
(新字新仮名)
/
佐々木喜善
(著)
たば(把)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
誑
(逆引き)
我
(
われ
)
聞居たり然れば其方共萬澤の關所
破
(
やぶ
)
りにては是なく
全
(
まつた
)
く萬澤狐に
誑
(
たば
)
かされ萬澤の裏道を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
たば(誑)の例文をもっと
(2作品)
見る
佩
(逆引き)
も
徹
(
とほ
)
す
桑
(
くは
)
の
弓
(
ゆみ
)
張裂
(
はりさく
)
胸
(
むね
)
を
押鎭
(
おししづ
)
め打果さでや置べきかと
裾
(
すそ
)
短
(
みじ
)
かに
支度
(
したく
)
を爲し既に一刀
佩
(
たば
)
さんて
出行
(
でかけ
)
んとする其の
折柄
(
をりから
)
後ろの
襖
(
ふすま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
たば(佩)の例文をもっと
(1作品)
見る
束把
(逆引き)
新介は何気なくその柴の
束把
(
たば
)
をくずして左右の
腋
(
わき
)
へ抱え込もうとした。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たば(束把)の例文をもっと
(1作品)
見る
欺
(逆引き)
舁込しが
主
(
あるじ
)
の老女一人居り其時彼の町人と思ひし男私しに
對
(
むか
)
ひ最早此所迄來る上は如何に
叫
(
さけ
)
ぶとも詮なし翌日は京の遊女町へ連
行
(
ゆき
)
て金にする
積
(
つもり
)
なれば其心得にて
此姥樣
(
このおばさん
)
の處に今宵悠々と泊り居よと云れて偖は惡漢に
欺
(
たば
)
かられしか殘念や口惜やと
遁
(
のが
)
れんとすれ
共
(
ども
)
先づは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
たば(欺)の例文をもっと
(1作品)
見る
煙
(逆引き)
青木さんはすぐに
縁
(
えん
)
の籐イスに
身
(
み
)
を
寄
(
よ
)
せて
煙
(
たば
)
草をふかしながら、夕
刊
(
かん
)
を
読
(
よ
)
みはじめた。
夢
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
たば(煙)の例文をもっと
(1作品)
見る
瞞
(逆引き)
「火焔と見せて吾を
偽
(
あざ
)
むき、その間に潜入しようとしても、この三太夫は偽むかれぬ。思ったよりも幼稚の術者め! この老人は
瞞
(
たば
)
かれまいぞ」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
たば(瞞)の例文をもっと
(1作品)
見る
統
(逆引き)
息子夫妻が父の祖神の翁に顔を合すとき、大体話は山の生産の模様、山民の生活の状況、それ等を
統
(
たば
)
ねて行く岳神としての支配の有様、そのようなものであった。
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
たば(統)の例文をもっと
(1作品)
見る
綰
(逆引き)
綱線を
綰
(
たば
)
ねて叩き潰して更に
夫
(
それ
)
を引き伸したような山の空線は、山体に
磅礴
(
ほうはく
)
した
鬱勃
(
うつぼつ
)
の気がはち切れる程に籠って、火花が散るように鋭く閃いている。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
たば(綰)の例文をもっと
(1作品)
見る
繩
(逆引き)
井戸の
傍
(
わき
)
を通ると、釣瓶も釣瓶
繩
(
たば
)
も流しに手繰り上げてあツて、其がガラ/\と
干乾
(
ひから
)
びて、其處らに石
灰
(
ばい
)
が薄汚なくこびり付いてゐた。
昔の女
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
たば(繩)の例文をもっと
(1作品)
見る
貯
(逆引き)
どうして
貯
(
たば
)
っておけますかい? 地所は狭いし、百姓は怠け者で、働くことを嫌って居酒屋へ行くことばっかり考えてけつかる……これじゃあ悪くすると、今にこの
年齢
(
とし
)
で物乞いを
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
たば(貯)の例文をもっと
(1作品)
見る
賜
(逆引き)
寺寺
(
てらでら
)
の
女餓鬼
(
めがき
)
申
(
まを
)
さく
大神
(
おほみわ
)
の
男餓鬼
(
をがき
)
賜
(
たば
)
りて
其
(
そ
)
の
子
(
こ
)
生
(
う
)
まはむ 〔巻十六・三八四〇〕 池田朝臣
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
たば(賜)の例文をもっと
(1作品)
見る
“たば”の意味
《名詞》
たば【束、把】
幾つかの物を一纏めにして括ったもの。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
たばか
だま
たぶ
かた
たら
あざむ
つか
いつわ
かたり
タバ