“男餓鬼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おがき33.3%
おとこがき33.3%
をがき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寺寺てらてら女餓鬼めがきまおさく大神おおみわ男餓鬼おがきたばりてその子生まはむ (池田)
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
一首の意は、寺々に居る女の餓鬼どもは大神おおみわ男餓鬼おとこがきを頂戴してその子を生みたいと申しておりますよ、というので、大神奥守は痩男やせおとこだったのでこの諧謔かいぎゃくが出たのであろう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
寺寺てらでら女餓鬼めがきまをさく大神おほみわ男餓鬼をがきたばりてまはむ 〔巻十六・三八四〇〕 池田朝臣
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)