“狼把草”の読み方と例文
読み方割合
たうこぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘次かんじ始終しよつちう手拭てぬぐひもついた右手めてひぢかゝへるやうにして伏目ふしめあるいた。みちうてせまほりあさみづかれはなたれた。がら/\にすさんだ狼把草たうこぎやゑぐがぽつ/\とみづひたつてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
秋の田の晩稻刈るべくなりしかば狼把草たうこぎの花過ぎにけるかも
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
狼把草たうこぎの花さく頃や稻日和
長塚節句集 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)