長塚節句集ながつかたかしくしゅう
白菜や間引き/\て暮るゝ秋 七年の約を果すや暮の秋 散りぬべき卿の秋の毛虫かな 花煙草葉を掻く人のあからさま 藁灰に莚掛けたり秋の雨 豆引いて莠はのこる秋の風 わかさぎの霞が浦や秋の風 佐渡について母への状や秋の風 蓼の穗に四五日降つて秋の …
作品に特徴的な語句
錐栗ひよひよぐり