“ころく”の漢字の書き方と例文
語句割合
小六100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小六ころくから坂井の弟、それから満洲、蒙古もうこ、出京、安井、——こう談話のあと辿たどれば辿るほど、偶然の度はあまりにはなはだしかった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
勿論、邸の主は、この海東郷かいとうごう蜂須賀村はちすかむらの土豪で、姓名も代々、蜂須賀はちすかといい、小六ころくと称している。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
達磨だるまはそれぎり話題わだいのぼらなかつたが、これがいとくちになつて、三にんめしまで無邪氣むじやき長閑のどかはなしをつゞけた。仕舞しまひ小六ころくへて
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)