トップ
>
惹起
>
じやくき
ふりがな文庫
“
惹起
(
じやくき
)” の例文
我当局の
忌違
(
きゐ
)
に触れん事疑なきの文字少からず。出版当時有名なる
訴訟
(
そしよう
)
事件を
惹起
(
じやくき
)
したるも、
亦
(
また
)
是等
艶冶
(
えんや
)
の
筆
(
ひつ
)
の
累
(
るゐ
)
する所多かりし由。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
然
(
しか
)
るに十
月
(
ぐわつ
)
初旬
(
しよじゆん
)
より
米國證劵市場
(
べいこくしようけんしぢやう
)
は
不安定
(
ふあんてい
)
の
状況
(
じやうきやう
)
となり
遂
(
つい
)
に十一
月
(
ぐわつ
)
に
入
(
い
)
りては
大紛亂
(
だいふんらん
)
を
惹起
(
じやくき
)
するに
至
(
いた
)
つた。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
図
(
はか
)
らざりき余が重きを置かざりし此の出来事は、今や
却
(
かへつ
)
て案外なる大疑獄を
惹起
(
じやくき
)
せんとは。
鉱毒飛沫
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“惹起”の意味
《名詞》
惹 起(じゃっき)
問題や事件などをひきおこすこと。
刺激などにより誘発すること。
(出典:Wiktionary)
惹
漢検準1級
部首:⼼
12画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“惹”で始まる語句
惹
惹付
惹着
惹入
惹出
惹寄
惹恨
惹行
惹爾日
惹吠奢爾