“致度”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いたしたき50.0%
いたしたく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
り候実はただ今すぐにても御面会致し親しく懇願致度いたしたき事件出来しゅったい候が何分意にかさず候故手紙にて申上候
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
きらひ向島か根岸邊へ隱居いんきよ致度いたしたきよしのぞみ候へども漸々やう/\すゝめ近所へ差置下女一人付置候ところ其日そのひ野州邊やしうへんより男女の旅人五六十人着し其外そのほかとまきやく大勢おほぜいこれあり凡百人ばかりゆゑ勿々なか/\まはり兼るに付隱居所の下女を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ついでに御同宿の婦人の事、同支配人よりくわしく拝承、貴殿ならではそこまで引っぱり込み得ざる相手と存じ、本社の特種と致度いたしたく、警察と打合わせ手配を依頼仕候つかまつりそうろう
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ぴつ申入候もうしいれそろ過日御約束致置候いたしおきそろ中川漁船こうの儀は来月四日と致度いたしたくついては釣道具大半なかば破損致し居候間おりそろあいだ夜分にても御閑おひまの節御入来之上ごじゅらいのうえ右釣道具御繕おんつくろい直し被下候様奉願上候くだされたくねがいたてまつりそろ