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筆
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ひつ
ふりがな文庫
“
筆
(
ひつ
)” の例文
我当局の
忌違
(
きゐ
)
に触れん事疑なきの文字少からず。出版当時有名なる
訴訟
(
そしよう
)
事件を
惹起
(
じやくき
)
したるも、
亦
(
また
)
是等
艶冶
(
えんや
)
の
筆
(
ひつ
)
の
累
(
るゐ
)
する所多かりし由。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
二十二年の七月
廿
(
にぢう
)
三号の表紙を
替
(
か
)
へて(
桂舟
(
けいしう
)
筆
(
ひつ
)
花鳥風月
(
くわてうふうげつ
)
の
図
(
づ
)
)
大刷新
(
だいさつしん
)
と
云
(
い
)
ふ
訳
(
わけ
)
に
成
(
な
)
つた、
頻
(
しきり
)
に
西鶴
(
さいかく
)
を
鼓吹
(
こすゐ
)
したのは
此
(
こ
)
の時代で、
柳浪
(
りうらう
)
、
乙羽
(
おとは
)
、
眉山
(
びさん
)
、
水蔭
(
すゐいん
)
などが
盛
(
さかん
)
に書き、
寒月
(
かんげつ
)
露伴
(
ろはん
)
の
二氏
(
にし
)
も
寄稿
(
きかう
)
した
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「梅の間ア!
狩野定信
(
かのうさだのぶ
)
の
筆
(
ひつ
)
ウ!」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
小説にてはバリイが「ニコチン夫人」最も人口に
噲炙
(
くわいしや
)
したり。されど唯軽妙の
筆
(
ひつ
)
、容易に読者を微笑せしむるのみ。ニコチンの名、もと
仏蘭西
(
フランス
)
人ジアン・ニコツトより出づ。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
久しき沈黙の
後
(
のち
)
、
司馬江漢
(
しばかうかん
)
筆
(
ひつ
)
の蘭人、突然悲しげに歎息す。
長崎小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“筆”の意味
《名詞:ふで》
筆(ふで)
「ふで」を参照
《名詞:ふみて》
筆(ふみて)
ふでの古語。
(出典:Wiktionary)
“筆”の解説
筆(ふで)とは、毛(繊維)の束を軸(竹筒などの細い棒)の先端に付けた、字や絵を書くための道具である。化粧にも用いられる。毛筆(もうひつ)ともいう。
(出典:Wikipedia)
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“筆”を含む語句
土筆
画筆
筆蹟
朱筆
筆者
筆記
鵞筆
筆跡
筆硯
筆頭
筆法
筆紙
万年筆
筆鋒
筆耕
筆致
随筆
筆筒
筆尖
毛筆
...