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『子供の霊』
ふりがな文庫
『
子供の霊
(
こどものれい
)
』
私が十三歳の時だから、丁度慶応三年の頃だ、当時私は京都寺町通の或る書房に居たのであるが、その頃に其頃の主人夫婦の間に、男の子が生れた。すると奇妙なことに、その子に肛門がないので、それが為め、生れて三日目の朝、遂に死んでしまった。やがて親戚や …
著者
岡崎雪声
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
初
(
はじま
)
悪
(
わ
)
後
(
ご
)
豪
(
え
)
集
(
あつま
)
如何
(
どう
)
為
(
た
)
恐怖
(
こわ
)
平時
(
いつ
)
起
(
おこ
)
至
(
いたっ
)
止
(
と
)
却
(
かえっ
)
其頃
(
そこ
)
矢張
(
やっぱり
)
彼地
(
あちら
)
暫時
(
しばらく
)
聞
(
きこ
)
後
(
のち
)
恰
(
あだか
)
考
(
かんがえ
)
折々
(
おりおり
)
更
(
さら
)
最早
(
もう
)
赤児
(
あかんぼ
)
東京
(
とうきょう
)
終
(
しま
)
灯
(
あかり
)
傍
(
かたわら
)
烟
(
けむ
)
繰返
(
くりかえ
)
理由
(
わけ
)
莞爾
(
にっこり
)
背負
(
しょ
)
音
(
ね
)
蔭
(
かげ
)
裾
(
すそ
)
談
(
はなし
)
起直
(
おきなお
)
通夜
(
つや
)
遂
(
つい
)
鉦
(
かね
)
開
(
あ
)
間
(
ま
)
隅
(
すみ
)
丁度
(
ちょうど
)
寝気
(
ねむけ
)
不図
(
ふと
)
主人
(
あるじ
)
主顧
(
とくい
)
催
(
もよお
)
儘
(
まま
)
即
(
すなわ
)
合掌
(
がっしょう
)
四隣
(
あたり
)
堅
(
かた
)
夜伽
(
よとぎ
)
奥
(
おく
)
寐
(
ね
)
現今
(
いま
)
床
(
とこ
)
序
(
ついで
)
後
(
あと
)
怯
(
おび
)
或
(
ある
)
早速
(
さっそく
)
時談
(
はなし
)
更
(
ふ
)
漸々
(
ようよう
)
灯
(
ひ
)
燈心
(
とうしん
)