日本婦道記にほんふどうき桃の井戸もものいど
ゆうべ酉の刻さがりに長橋のおばあさまが亡くなられた。長命な方で、八十七歳になっておいでだった。御臨終は満ち潮のしぜんと退いてゆくような御平安なものだったという。私はもう二日まえにお別れのご挨拶をすませていたのだが、やっぱりその時に間にあわな …
作品に特徴的な語句
ぶとん じょ こく 吹雪ふぶ くち きま あら しん 甲斐がい はや いしぶみ まま 茅葺かやぶ たず しつ 退 ぐし 井桁いげた いささ 些細ささい おっ 仰有おっしゃ とぎ たたず 信濃しなの おもかげ もう 内証ないしょ ところ 千鶴ちづる 半刻はんとき かえ 可哀かわい 可愛かわい 叱言こごと うわさ ささや 国許くにもと ねた めと あによめ 安堵あんど むし 小豆あずき 山家やまが たくみ 布令ふれ じょう 年嵩としかさ ひさし 才媛さいえん つたな そろ 日蔭ひかげ おぼろ なら 樹立こだち 水嵩みずかさ 清冽せいれつ たま みぞ あふ 潺々せんせん 火桶ひおけ 琅玕ろうかん いぼ 病葉わくらば 相聞そうもん みは ろく まれ 穂尖ほさき 粗朶そだ 継子ままこ 綺麗きれい あや 翡翠ひすい 肩肱かたひじ 良人おっと すすき あかね 草鞋わらじ はぎ はなびら へた おお のぞ
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