日本婦道記にほんふどうき風鈴ふうりん
妹たちが来たとき弥生はちょうど独りだった。良人の三右衛門はまだお城から下らないし、与一郎も稽古所から帰っていなかった。二人を自分の部屋へみちびいた弥生は縫いかけていた物を片つけ、縁側に面した障子をあけた。妹たちがきっと庭を見るだろうと思った …
作品に特徴的な語句
たお はず のど 小姉ちいねえ むな 華奢かしゃ とき いと 惘然もうぜん 扈従こしょう つか だて 湯泉いでゆ 甲斐がい 百樹ももき 窓框まどがまち こま 義兄にい 臙脂べに 饒舌じょうぜつ おっ わび まま 冷旱れいかん しの 加内かだい いたわ ひる かえ くりや あき つぶや うめ わら ささや 夕餉ゆうげ 客膳きゃくぜん かさ ひさし もてあそ 弥生やよい おそ しょう 慚愧ざんき 扶持ふち さと 文筥ふばこ 旦那だんな たか 木枯こがらし 栃尾とちのお くし 此処ここ ゆが 津留つる 溜息ためいき あふ にじ 火桶ひおけ 煩瑣はんさ 白粉おしろい さかずき 箪笥たんす くわ 縹緻きりょう 美味うま ひざ 良人おっと すすき はぎ 葛湯くずゆ おお はかま ふすま 覇気はき のぞ いぶか 詠嘆えいたん あきら 贅沢ぜいたく あか みち 重陽ちょうよう 釜戸かまど しょう
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