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客膳
ふりがな文庫
“客膳”の読み方と例文
読み方
割合
きゃくぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゃくぜん
(逆引き)
十畳位の広さの部屋に、十四五人の男達が
車座
(
くるまざ
)
をつくり、おのおの
客膳
(
きゃくぜん
)
を前にして酒を飲んでいたのである。
風宴
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
常には使わない
対立屏風
(
ついたてびょうぶ
)
を出してみたり、ちょっと馳走のあるときは
客膳
(
きゃくぜん
)
を用いたりした、そうするとたしかに家の中があたらしくみえ気持も動くように思える
日本婦道記:風鈴
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
清助は奥の部屋と
囲炉裏
(
いろり
)
ばたの間を
往
(
い
)
ったり来たりして、二人の下女を相手に働いているお民のそばへ来てからも、
風呂
(
ふろ
)
の用意から夕飯として出す
客膳
(
きゃくぜん
)
の
献立
(
こんだて
)
まで相談する。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
客膳(きゃくぜん)の例文をもっと
(3作品)
見る
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
膳
常用漢字
中学
部首:⾁
16画
“客”で始まる語句
客
客人
客間
客車
客室
客樣
客様
客来
客気
客舎
“客膳”のふりがなが多い著者
梅崎春生
島崎藤村
山本周五郎