“きゃくぜん”の漢字の書き方と例文
語句割合
客膳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十畳位の広さの部屋に、十四五人の男達が車座くるまざをつくり、おのおの客膳きゃくぜんを前にして酒を飲んでいたのである。
風宴 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
常には使わない対立屏風ついたてびょうぶを出してみたり、ちょっと馳走のあるときは客膳きゃくぜんを用いたりした、そうするとたしかに家の中があたらしくみえ気持も動くように思える
日本婦道記:風鈴 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
清助は奥の部屋と囲炉裏いろりばたの間をったり来たりして、二人の下女を相手に働いているお民のそばへ来てからも、風呂ふろの用意から夕飯として出す客膳きゃくぜん献立こんだてまで相談する。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)