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蔕
ふりがな文庫
“蔕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
へた
93.3%
ほぞ
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へた
(逆引き)
予
(
かね
)
ての心願に任せて至極安穏に、時至って瓜が
蔕
(
へた
)
から離れるが如く俗世界からコロリと滑り出して後生願い一方の人となったのであろう。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
すべすべとふくれてしかも
出臍
(
でべそ
)
という
奴
(
やつ
)
、
南瓜
(
かぼちゃ
)
の
蔕
(
へた
)
ほどな
異形
(
いぎょう
)
な者を片手でいじくりながら
幽霊
(
ゆうれい
)
の手つきで、片手を宙にぶらり。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蔕(へた)の例文をもっと
(28作品)
見る
ほぞ
(逆引き)
例の白象に
騎
(
の
)
り、二振りの宝剣を横たえ、手に
蔕
(
ほぞ
)
のある鐘を持っていた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蔕
(
ほぞ
)
あとに生命は白み
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
蔕(ほぞ)の例文をもっと
(2作品)
見る
蔕
漢検1級
部首:⾋
14画
“蔕”の関連語
蕚
冠毛
萼片
“蔕”を含む語句
根蔕
丸蔕
固蔕
無粒有蔕
蔕落
蔕鐘
“蔕”のふりがなが多い著者
島崎藤村
牧野富太郎
大阪圭吉
薄田泣菫
北原白秋
小栗虫太郎
幸田露伴
長塚節
泉鏡太郎
泉鏡花