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沸
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わ
ふりがな文庫
“
沸
(
わ
)” の例文
と
平生
(
へいぜい
)
から
嘲
(
あざけ
)
るものは
嘲
(
あざけ
)
るが、
心優
(
こゝろやさ
)
しい
衣絵
(
きぬゑ
)
さんは、それでも
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
がつて、
存分
(
ぞんぶん
)
に
沸
(
わ
)
かして
飲
(
の
)
むやうにと
言
(
い
)
つた
厚情
(
こゝろざし
)
なのであつた。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
門に入れば
鼎
(
かなえ
)
の
沸
(
わ
)
くごときものが感じられ、早くもここには一死を共に誓う家の子郎党の二心なき者が
踵
(
きびす
)
をついで駆け集まっていた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さうしちや
馬
(
うま
)
の
裾湯
(
すそゆ
)
沸
(
わ
)
えてねえつて
云
(
ゆ
)
つちや
家族
(
うち
)
の
者
(
もの
)
こと
追
(
お
)
ひ
出
(
だ
)
してなあ、
百姓
(
ひやくしやう
)
はおめえ
夜中
(
よなか
)
まで
眠
(
ねむ
)
んねえで
待
(
ま
)
つちや
居
(
ゐ
)
らんねえな
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
大學者
(
だいがくしや
)
さまが
頭
(
つむり
)
の
上
(
うへ
)
から
大聲
(
おほごゑ
)
で
異見
(
いけん
)
をして
下
(
くだ
)
さるとは
違
(
ちが
)
ふて、
心
(
しん
)
から
底
(
そこ
)
から
沸
(
わ
)
き
出
(
だ
)
すほどの
涙
(
なみだ
)
がこぼれて、いかに
強情
(
がうじやう
)
我
(
が
)
まんの
私
(
わたし
)
でも
この子
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
笑い声と歌声と歓語の声が
沸
(
わ
)
き返り、人々は皆上衣の
襟
(
えり
)
を外したり、片袖を脱いで下着を出したり、行儀作法を打ち忘れて騒いでいた。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
▼ もっと見る
釜
(
かま
)
の周囲には
沸
(
わ
)
き上がって流れだした米の汁が、かさかさに
幾条
(
いくすじ
)
となくこびりついて、あるものは吉野紙を
貼
(
は
)
りつけたごとくに見える。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そこで大きなお
釜
(
かま
)
にいっぱいお
湯
(
ゆ
)
を
沸
(
わ
)
かして、
金仏
(
かなぶつ
)
さまをほうり
込
(
こ
)
みました。すると
間
(
ま
)
もなく、お
湯
(
ゆう
)
がぐらぐらにたぎってきて
和尚さんと小僧
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
彼は、爆撃中の危険も忘れて、その二つの人影の行動に、好奇心を
沸
(
わ
)
かした。そして、その
傍
(
そば
)
へ行って見る気になったのである。
英本土上陸戦の前夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
此大きな無遠慮な
吾儘坊
(
わがままぼっ
)
ちゃんのお客様の為に、主婦は
懐炉
(
かいろ
)
を入れてやった。
大分
(
だいぶ
)
落
(
おち
)
ついたと云う。
晩
(
おそ
)
くなって風呂が
沸
(
わ
)
いた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
反対者の冷笑
熱罵
(
ねつば
)
もコヽを
先途
(
せんど
)
と
沸
(
わ
)
き上れり、「露探」「露探」「山木の婿の成りぞこね
奴
(
め
)
」「花吉さんへ
宜
(
よろ
)
しく願ひますよ」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
そのあとで、風呂にはいりたいといいだす。それも、折角だから、雪風呂にはいりたいといって、雪を嫁さんに
掻
(
か
)
きあつめさせて
沸
(
わ
)
かさせる。
旧聞日本橋:24 鬼眼鏡と鉄屑ぶとり(続旧聞日本橋・その三)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
村人は先ず沢山の湯を
沸
(
わ
)
かして、二人の
身体
(
からだ
)
を
浄
(
きよ
)
めました。それから髪を解かして、
身体
(
からだ
)
と一所に新らしい布で包みました。
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
若松の裏海岸、港とは反対の
脇
(
わき
)
ノ
浦
(
うら
)
の外れに、
白鳥
(
しらとり
)
温泉がある。温泉といっても、ほんのちょっぴり硫黄分のある
湧水
(
ゆうすい
)
を、
沸
(
わ
)
かしているだけだ。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
ほかの時は
絶
(
た
)
えず小さな口笛を吹きながら、用もないのに
沸
(
わ
)
いているのだが、その鍋の
罅
(
ひび
)
だらけの腹の下で、消えかかった二本の
薪
(
まき
)
が
燻
(
いぶ
)
っている。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
チベットと英領インドとの国境 その翌朝起き出ずるとそこには昨夜集めて来てあったところの
薪
(
まき
)
があって、その薪で湯を
沸
(
わ
)
かし茶を
拵
(
こしら
)
えたから
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
鶴見は現在自分の内部に
沸
(
わ
)
き
立
(
た
)
っているこの幻想を、少し離れたところからながめていられるようになっている。それがせめてもの
心遣
(
こころや
)
りであろう。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
客の、御書院番頭脇坂山城守が、せき込んで、何か言おうとしたとき百余の門弟が
寝泊
(
ねとま
)
りしている道場の方に当って、急にガヤガヤと人声が
沸
(
わ
)
いた。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ハイ
御免
(
ごめん
)
なさい。主人「へい
是
(
これ
)
はいらつしやい。客「
此
(
こ
)
の
両掛
(
りやうがけ
)
を
其方
(
そつち
)
へお
預
(
あづ
)
かり下さい。主人「へい/\
畏
(
かしこま
)
りました。客「お
湯
(
ゆ
)
が
沸
(
わ
)
いて
居
(
を
)
りますかな。 ...
(和)茗荷
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
第七 軽便ミルクトース は前の法を日本風に
折衷
(
せっちゅう
)
したもので先ず牛乳一合を
沸
(
わ
)
かして塩と砂糖を
好
(
よ
)
きほどに加えて溶いた
葛
(
くず
)
を混ぜたのがソースです。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
明るい色の髪の毛から、
鬱陶
(
うっとう
)
しいような
薫
(
かお
)
りが立つ。男はこのしなやかな、好い
匀
(
におい
)
のする人を、限りなく愛する情の、胸に
沸
(
わ
)
き上がって来るのを覚えた。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
海蛇丸
(
かいだまる
)
が
我
(
わが
)
弦月丸
(
げんげつまる
)
の
右舷
(
うげん
)
に
衝突
(
しやうとつ
)
して、
風
(
かぜ
)
の
如
(
ごと
)
く
其
(
その
)
形
(
かたち
)
を
闇中
(
やみ
)
に
沒
(
ぼつ
)
し
去
(
さ
)
つた
後
(
のち
)
は、
船中
(
せんちゆう
)
は
鼎
(
かなえ
)
の
沸
(
わ
)
くが
樣
(
やう
)
な
騷
(
さわぎ
)
であつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
私は別に悲しいとも、
悔
(
く
)
やしいとも思わなかった。ただ絶望的な気分がぶつぶつと
沸
(
わ
)
きたっているのを感じた。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
しかし、それはその時に、
沸
(
わ
)
き上がった感情です。あなたに対しては、心の中で、すでに、愛さなければならないという
規範
(
きはん
)
を、打ち
樹
(
た
)
てていたと思います。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
剣
(
つるぎ
)
のようなものも、何千何百となく
燦
(
きらめ
)
いて、そこからまるで
大風
(
おおかぜ
)
の海のような、凄じいもの音が、河原の石さえ走らせそうに、どっと
沸
(
わ
)
き返って参りました。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ひととおり新聞を読み終ると、ちょうど鉄瓶の湯が
沸
(
わ
)
き始める。もう、この時間が私には天国のようで、
眼鏡
(
めがね
)
に息をかけてやり、なめし皮で球を綺麗にみがく。
生活
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
「
鳥
(
とり
)
や、
獣
(
けもの
)
は、
火
(
ひ
)
でものを
焼
(
や
)
いたり、
水
(
みず
)
を
沸
(
わ
)
かしたりすることは、
知
(
し
)
っていません。
火
(
ひ
)
でものを
煮
(
に
)
たり、
水
(
みず
)
を
沸
(
わ
)
かしたりするものは、
人間
(
にんげん
)
ばかりでありますよ。」
ある日の先生と子供
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いでや、
記念
(
かたみ
)
の花の匂へる南國を出でゝ、アペンニノの山を
踰
(
こ
)
え、雪深き北地に入らん。アルピイおろしの寒威は、恰も好し、我が
沸
(
わ
)
きかへる血を鎭むるならん。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
とすれば、おまえの血と汗の
籠
(
こも
)
った言葉だ。言葉は普通でも内容には
沸々
(
ふつふつ
)
と熱いものが
沸
(
わ
)
いている。
戒
(
いまし
)
めとして永く大事にこの言葉の意味の
自戒
(
じかい
)
を
保
(
も
)
ち合って行こう。
巴里のむす子へ
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
たがいの気合が
沸
(
わ
)
き返る、人は
繚乱
(
りょうらん
)
として飛ぶ、火花は散る、刃は
閃
(
ひらめ
)
く、飛び違い
走
(
は
)
せ違って、また
一際
(
ひときわ
)
納まった時、
寄手
(
よせて
)
の人の影はもう三つばかりに減っています。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ほんに思えばあの
嬉
(
うれ
)
しさの影をこの胸にぴったり
抱
(
だ
)
き寄せるべきであったろうに。あの苦労の影を
熟
(
よ
)
く味ったら、その
中
(
うち
)
からどれ程嬉しさが
沸
(
わ
)
いたやら知れなんだ物を。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
血だ! ぷくぷくと黒い血が
沸
(
わ
)
いたよ牛の血が! 血は、見るみる砂に吸われて、苦悶の極、
虎視眈々
(
こしたんたん
)
と一時静止した牛が、悲鳴し怒号し哀泣し——が、許されっこない。
踊る地平線:07 血と砂の接吻
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
遺跡發見物中には
灰
(
はい
)
も有り
燒
(
や
)
けたる
木片
(
ぼくへん
)
も有りてコロボツクルが
火
(
ひ
)
の
用
(
よう
)
を知り居りし事は明なるが、
鉢形
(
はちがた
)
鍋形
(
なべがた
)
の土器の中には其外面の
燻
(
くす
)
ぶりたる物も有れば、
湯
(
ゆ
)
を
沸
(
わ
)
かし
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
ベシーは、私の爲めに作つてくれたパンや
沸
(
わ
)
かした牛乳を幾匙か食べるようにとすゝめたが、無駄だつたので、ビスケットを幾らか紙に包んで、私の鞄の中に入れて呉れた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
黒い潮が、渦巻き、
沸
(
わ
)
き立つように見えた。
飛沫
(
しぶき
)
が、水銀のように四方へ散った。——白刃が前後左右に閃めくのであった。数声悲鳴が起こった。渦潮は崩れ、一勢に引いた。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
正直に「まちがいました」とさらに訂正したので客席が
沸
(
わ
)
き、大失敗をしたことがある。
わが寄席青春録
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
紀州日高郡
産湯
(
うぶゆ
)
浦という大字の八幡宮に産湯の井あり。
土伝
(
いいつたえ
)
に、応神帝降誕のみぎり、この井水を
沸
(
わ
)
かして洗浴し参らせたりという。その時用いたる火を後世まで伝えて消さず。
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
かつては寒夜客来
テ
茶当
ツ
レ
酒
ニ
竹罏湯沸
テ
火初
メテ
紅
ナリ
〔
寒夜
(
かんや
)
に
客
(
きゃく
)
来
(
きた
)
りて茶を酒に
当
(
あ
)
つ
竹罏
(
ちくろ
)
に
湯
(
ゆ
)
沸
(
わ
)
きて
火
(
ひ
)
初
(
はじめ
)
て
紅
(
くれない
)
なり〕といへる
杜小山
(
としょうざん
)
が
絶句
(
ぜっく
)
なぞ口ずさみて殊更
煎茶
(
せんちゃ
)
のにがきを
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
こがねまる おら、……いつだったか、お
薬鑵
(
やかん
)
の中に
黄金虫
(
こがねむし
)
を一杯つめ込んで、……お湯をかけて、
焚火
(
たきび
)
で
沸
(
わ
)
かして、……「
煎
(
せん
)
じ薬」だよってごまかして、胡蝶に飲ましちゃったイ。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
得言はぬ貫一が胸には、
理
(
ことわり
)
に似たる彼の理不尽を憤りて、責むべき事、
詰
(
なじ
)
るべき事、
罵
(
ののし
)
るべき、言破るべき事、
辱
(
はぢし
)
むべき事の数々は
沸
(
わ
)
くが如く
充満
(
みちみ
)
ちたれど、彼は神にも
勝
(
まさ
)
れる恩人なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
そういう横柄さは、自己を押し広げたがってる若い
沸
(
わ
)
きたった血のしるしだ。僕も昔はそうだった。それは生き返ってくる大地にそそぐ春雨である……。われわれに指図をするがいいさ。
ジャン・クリストフ:12 第十巻 新しき日
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
少女
(
せうぢよ
)
は
忽
(
たちま
)
ち
走
(
はし
)
り
去
(
さ
)
つて、
大藥鑵
(
おほやくゝわん
)
に
湯
(
ゆ
)
を
沸
(
わ
)
かし、
茶道具
(
ちやだうぐ
)
さへ
持
(
も
)
つて
來
(
き
)
て
呉
(
く
)
れた。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
ことに、その晩は猛烈な
暴風
(
しけ
)
で、海全体が石鹸の泡のように
沸
(
わ
)
き騒いでいた。
戦雲を駆る女怪
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
なりあがり者の「流行作家」は、箸とおわんを持ったまま、うなだれて、何も言えない。涙が
沸
(
わ
)
いて出た。あんな手ひどい恥辱を受けた事がなかった。それっきり僕は、草田の家へは行かない。
水仙
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
もみじの落葉を
焚
(
た
)
いて酒を暖めるというのが昔からの風流であるが、この落葉で風呂を
沸
(
わ
)
かしたらどんなものであろうと思って、大きい
背負
(
しょ
)
い
籠
(
かご
)
に何杯も何杯も運んで行って燃したことがある。
京の四季
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
それを
聞
(
き
)
くと、
小屋
(
こや
)
の中は
沸
(
わ
)
き
返
(
かえ
)
るような
騒
(
さわ
)
ぎになりました。「
狸
(
たぬき
)
の声を人形も知らない——人形が口を
利
(
き
)
いた——
猿
(
さる
)
の
鳴
(
な
)
き声をした」とてんでにいいはやして、
見物人
(
けんぶつにん
)
のほうが
踊
(
おど
)
りだしました。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
たぎり
沸
(
わ
)
くいで湯のたぎりしづめむと
病人
(
やまうど
)
つどひ揉めりその湯を
みなかみ紀行
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
沸
(
わ
)
き立つ鉛の熱湯にもまさったものに感じられたのであろう。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
さあ城壁のこつちでは、
沸
(
わ
)
きたつやうな騒動だ。
北守将軍と三人兄弟の医者
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
日
(
ひ
)
に
夜
(
よ
)
に、
絶
(
た
)
えず
膿
(
うな
)
沸
(
わ
)
きて
流
(
なが
)
れぬ、
神
(
かみ
)
に。
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
村はやがて
鼎
(
かなへ
)
の
沸
(
わ
)
くやうに騒ぎ出した。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
沸
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“沸”を含む語句
沸騰
湯沸
沸々
沸立
沸返
沸然
沸上
珈琲沸
湯沸器
沸燗
沸湯
鼎沸
沸沸
沸出
大沸
赤沸石
荒沸
大沸騰
熱沸
煮沸
...