“熱沸”の読み方と例文
読み方割合
たぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土井は格別兄のにこもる積りはなかつたけれど、そこに閉籠れば閉籠つたで、どこへも出る気はしなかつた。二つの大きな桐胴の火鉢に、炭火がおこされて、湯がいつでも熱沸たぎつてゐた。
(新字旧仮名) / 徳田秋声(著)