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圈
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わ
ふりがな文庫
“
圈
(
わ
)” の例文
新字:
圏
かくの如く、これらの不朽の薔薇の二の
花圈
(
はなわ
)
はわれらの
周圍
(
まはり
)
をめぐり、またかくの如く、その外の
圈
(
わ
)
内の圈と
相適
(
あひかな
)
ひたり 一九—二一
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
焚
(
た
)
きさしたる炭の半ば紅なるが、媼の座の
畔
(
ほとり
)
にちりぼひたるは、妖魔の身邊に引くといふ
奇
(
くす
)
しき
圈
(
わ
)
とも
看做
(
みな
)
さるべし。まことに是れ一幅クロトの活畫像なり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
その一
圈
(
けん
)
の數七八十餘名の多きに達し、而してその
圈
(
わ
)
の數もまた七八組に及ぶこと尠なからず。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
その時ありて大いなる
圈
(
わ
)
を畫きて、我等の脚下を飛ぶや、噴珠と共に亂れて、見る目まばゆき程なり。姫は歎賞すること久しうして、我に即興を求め給へり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
夜ごとに近郷近村より集り
來
(
きた
)
れる若き男女殆ど無數、皆この一塲の廣塲に集りて、
徹宵
(
てつせう
)
踊り騷ぐを常となし、
夜深
(
やしん
)
に至るに從ひて、その踊の
圈
(
わ
)
次第に大に、一時二時頃に及べば
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
▼ もっと見る
舟は岸に近づきて
圈
(
わ
)
を
劃
(
ゑが
)
き、我が
起
(
た
)
ちて望める
邊
(
ほとり
)
に漕ぎ寄せられたり。翁が手は艣を放てり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
“圈”の解説
圈(けん)は中国の格闘用武器の一種。中国では風火輪と呼ばれる。
形は直径30cm弱程度の金属製の環そのもので、円弧の一部分を片手で握り殴打などに用いられる。握りの部分を残してチャクラムのように外側が刃になっている物は投擲武器としても使える。また握りの部分の内側に「月牙」という三日月状の刃をナックルガードとして付けたものもある。投擲や、環の中に敵の武器を絡めて封じるといった使い方もなされる
(出典:Wikipedia)
圈
部首:⼞
11画
“圈”を含む語句
花圈
圈點
圈内
圈外
圈形
圈戰
大圈