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倭
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わ
ふりがな文庫
“
倭
(
わ
)” の例文
そうして表題を少しひねってつけて見た。こうすると、
倭
(
わ
)
・漢・洋の死者の書の趣きが重って来る様で、自分だけには、気がよかったのである。
山越しの阿弥陀像の画因
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
ヤマトの語に当つるに相変らず「
倭
(
わ
)
」の字を用うる例で、それが畿内の大和一国を表わす場合は勿論、同じ人名にしてもヤマトタケルノミコトの場合には、「
日本武尊
(
やまとたけるのみこと
)
」と書き
国号の由来
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
『後漢書』東夷列伝に、〈
倭
(
わ
)
韓の東南大海中にあり云々、その地おおむね
会稽
(
かいけい
)
東冶
(
とうや
)
の東にあり、朱崖
儋耳
(
たんじ
)
と相近く、故にその法俗多く同じ云々、土気温暖、冬夏
菜茹
(
さいじょ
)
を生じ牛馬虎豹羊
鵲
(
じゃく
)
なし〉。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
これを「
倭
(
わ
)
」と号し、或いは「
大倭
(
だいわ
)
」と敬称する例となり、我が国またこれに倣って、その文字を在来の呼称なるヤマトの語に当てたのであったが、しかもそれは我が国号としては
国号の由来
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
“倭”の解説
紀元前から中国各王朝が中国東南の地域およびその住人を指す際に用いた呼称。紀元前後頃から7世紀末頃に国号を「日本」に変更するまで、日本列島の政治勢力も倭もしくはと自称した。なおは、倭国の国民だけを指すのではない。和、俀とも記す。
:※倭の政治組織・国家については「倭国」、倭の住人・種族については「倭人」をそれぞれ参照のこと。
奈良盆地(のちの大和国)の古名。倭人ないしヤマト王権自身による呼称。「大倭」とも記す。
:※「大和」を参照のこと。
(出典:Wikipedia)
倭
漢検準1級
部首:⼈
10画
“倭”を含む語句
大倭
倭文
倭絵
倭人
倭建
倭文織
倭武尊
倭琴
倭大国魂神
倭寇
倭名鈔
倭奴
倭姫命
倭名類聚抄
倭訓栞
神倭磐余彦命
神倭磐余彦
倭名類聚鈔
倭建命
倭文庫
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