“倭建命”の読み方と例文
読み方割合
やまとたけるのみこと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ以来、だれもかれも命のご武勇をおほめ申して、お名まえを倭建命やまとたけるのみことと申しあげるようになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
あるいは美濃の養老のたき由緒ゆいしょを明らかにした碑を建て、あるいは美濃垂井清水たるいしみず倭建命やまとたけるのみことの旧蹟を考証して、そこに居寤清水いさめのしみずの碑を建て、あるいはまた、継体天皇の御旧居の地を明らかにして
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それにひきかえ大和やまとには、われわれにもまして、すばらしいお方がいられたものだ。おそれながら私がお名まえをさしあげます。これからあなたのお名まえは倭建命やまとたけるのみこととおび申したい
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)