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倭奴
ふりがな文庫
“倭奴”の読み方と例文
読み方
割合
わど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わど
(逆引き)
「去年は
倭奴
(
わど
)
上海を
劫
(
おびや
)
かし、今年は
繹騒
(
えきそう
)
姑蘇
(
こそ
)
に
臨
(
のぞ
)
む。
横
(
ほしいまま
)
に双刀を飛ばし、
乱
(
みだ
)
りに
箭
(
や
)
を使う、城辺の野草、人血
塗
(
まみ
)
る」。これ明の詩人が
和寇
(
わこう
)
を
詠
(
えい
)
じたるものにあらずや。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
日本は古への
倭奴
(
わど
)
なり。(中略)咸享元年使を遣はして、高麗を平ぐるを賀す。
後
(
のち
)
稍
(
やゝ
)
夏音
(
かおん
)
を習ひて倭の名を
悪
(
にく
)
み、
更
(
あらた
)
めて日本と号す。使者自ら言ふ。国日出づる所に近きを以て名と為すと。
国号の由来
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
私の国では、あなたの国の人を、
倭奴
(
わど
)
だの、
東洋鬼
(
トンヤンキ
)
だのと、恐れていますが、それは南の海岸や、揚子江を溯って来る、あの
倭寇
(
わこう
)
ばかり見て、それが日本人だと思いこんでいるからでしょう。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
倭奴(わど)の例文をもっと
(4作品)
見る
倭
漢検準1級
部首:⼈
10画
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
“倭”で始まる語句
倭
倭寇
倭名鈔
倭文
倭建
倭名類聚抄
倭名類聚鈔
倭漢三才図会
倭絵
倭衣
“倭奴”のふりがなが多い著者
安藤盛
徳富蘇峰
喜田貞吉
吉川英治