“わど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
倭奴80.0%
輪取20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の国では、あなたの国の人を、倭奴わどだの、東洋鬼トンヤンキだのと、恐れていますが、それは南の海岸や、揚子江を溯って来る、あの倭寇わこうばかり見て、それが日本人だと思いこんでいるからでしょう。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
倭奴わどがたおれている」
三両清兵衛と名馬朝月 (新字新仮名) / 安藤盛(著)
が、小鼻こばな両傍りやうわきからあごへかけて、くちのまはりを、ぐしやりと輪取わどつて、かさだか、火傷やけどだか、赤爛あかたゞれにべつたりとたゞれてた。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)