輪取わど)” の例文
が、小鼻こばな両傍りやうわきからあごへかけて、くちのまはりを、ぐしやりと輪取わどつて、かさだか、火傷やけどだか、赤爛あかたゞれにべつたりとたゞれてた。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)