“笑（わ）” の例文

荻野六郎は、それで飯櫃（おはち）へやったのだなと、フ、とも、ウともつかないフウーという笑（わ）らいをうなった。

旧聞日本橋：20 西川小りん (新字新仮名) ／ 長谷川時雨(著)

ハヽイヤ、ふたりともこねいだからいつにねい、笑（わ）らあこともあるんだ、アハヽヽ

黄金機会 (新字旧仮名) ／ 若松賤子(著)

“笑（笑い）”の解説

笑い（わらい）とは、楽しさ、嬉しさ、おかしさなどを表現する感情表出行動の一つ。笑いは一般的に快感という感情とともに生じ、感情体験と深くかかわっている。また、笑いは感情表現の中でも極めて特殊なものであり、すぐれて人間的なものである。一般的に動物の中で笑うのは人間だけである。怒り、悲しみなどの表現は動物にもあるが、笑いがすぐれて人間的である理由として、笑いには「笑うもの」と「笑われるもの」という分離があり、何かを対象化するという心の働きが必要となる。
(出典:Wikipedia)

笑	常用漢字 小４ 部首:⽵ 10画