“断割(わ)” の例文
旧字:斷割
その時得三は袖を掲げて、雪より白き下枝の胸を、乳も顕(あら)わに押寛(おしくつろ)ぐれば、動悸(どうき)烈しく胸騒立(さわだ)ちて腹は浪打つごとくなり。全体虫が気に喰わぬ腸(はらわた)断割(わ)って出してやる。と刀引抜き逆手に取りぬ。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)