“女買”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
をんなかひ50.0%
おんながい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色街で女買(をんなかひ)をするのを男の自慢のやうに心得てゐる男が一年程過ぎて算盤(そろばん)を取つて見ると、費(つひへ)が思つたよりは意外に嵩(かさ)んでゐるのに気が注(つ)いた。
美味(うま)い果物を鱈腹(たらふく)食つて女買(をんなかひ)をしたところで、それを喧(やかま)しくいふ印度の神様でもないが、ヅリヤンが余り美味いのでつい財布の底を叩くやうな始末になるのだ。
お定(さだま)りの女買(おんながい)に費込(つかいこ)んだ揚句(あげく)の果(はて)に、ここに進退きわまって夜更(よふ)けて劇薬自殺を遂(と)げた……と薄気味悪(わ)るく血嘔(ちへど)を吐く手真似で話した。
菜の花物語 (新字新仮名) / 児玉花外(著)