“逸話”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつわ88.9%
はなし5.6%
アネクドート5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このはなし但馬守たじまのかみが、與力よりきからいて、一そう玄竹げんちくきになつたのであつた。それからもうひとつ、玄竹げんちく但馬守たじまのかみよろこばせた逸話いつわがある。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
この尻の逸話はなしから推すと、又右衛門の腰も
鍵屋の辻 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
当時、そのロシアに住んでいた者は、物心づいた子供から、老耄ろうもうの一つ手前に達した年寄りまで、それぞれ一生の逸話アネクドートを拾った。
(新字新仮名) / 宮本百合子(著)