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逸散
ふりがな文庫
“逸散”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっさん
60.0%
いつさん
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっさん
(逆引き)
いきなり両手に持っていたいろんな物をじいやに押つけると、くるりと背中を見せて、正式に練習の積んだ姿勢で
逸散
(
いっさん
)
にかけ出した。
九月一日
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
逸散
(
いっさん
)
に駈て来て、ドカッと深い穴へ落ちたら、
彼様
(
あん
)
な気がするだろうと思う。私は然う聞くと、ハッと内へ
気息
(
いき
)
を引いた。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
逸散(いっさん)の例文をもっと
(6作品)
見る
いつさん
(逆引き)
吾等が心情は已に
古物
(
こぶつ
)
となつた封建時代の音楽に取り
縋
(
す
)
がらうには余りに遠く掛け離れてしまつたし、と云つて
逸散
(
いつさん
)
に欧洲の音楽に
赴
(
おもむ
)
かんとすれば
黄昏の地中海
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
我ものに一義も被
二
引受
一
、
頼母敷
(
たのもしく
)
共、難
レ
有共不
レ
被
レ
申、身にあまり國家の爲
悦敷
(
よろこばしき
)
次第に御座候。
若哉
(
もしや
)
老公
鞭
(
むち
)
を擧て異船へ
魁
(
さきがけ
)
御座候はゞ、
逸散
(
いつさん
)
駈付
(
かけつけ
)
むへ草(埋草)に成共罷成申度心醉仕申候。
遺牘
(旧字旧仮名)
/
西郷隆盛
(著)
逸散(いつさん)の例文をもっと
(4作品)
見る
逸
常用漢字
中学
部首:⾡
11画
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
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逸
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逸見
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逸品
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