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散逸
ふりがな文庫
“散逸”の読み方と例文
読み方
割合
さんいつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんいつ
(逆引き)
紛失はしていないまでも、
散逸
(
さんいつ
)
はしていたろう。そうでなければ虫と鼠との餌食に供せられていたに相違ない。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
たいてい、こんな、机の引出しなんかへ
容
(
い
)
れっ
放
(
ぱな
)
しにして置くので、大掃除や転居の度毎に少しずつ
散逸
(
さんいつ
)
して、残っているのは、ごくわずかになってしまいました。
小さいアルバム
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
スタインホイザアの稿本は
散逸
(
さんいつ
)
して、バアトンの手に
入
(
はひ
)
つたものは僅かであつた。
リチャード・バートン訳「一千一夜物語」に就いて
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
散逸(さんいつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“散逸”の意味
《名詞》
散逸(さんいつ。散佚の書き換え)
文献や書物が散らばって無くなること。
(出典:Wiktionary)
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
逸
常用漢字
中学
部首:⾡
11画
“散”で始まる語句
散
散々
散歩
散乱
散髪
散佚
散切
散財
散在
散策
検索の候補
逸散
“散逸”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
太宰治
芥川竜之介