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さんいつ
ふりがな文庫
“さんいつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
散佚
77.8%
散逸
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
散佚
(逆引き)
微力其任に堪へずと雖も、当代の人目を
聳動
(
しようどう
)
したる雄篇
鉅作
(
くさく
)
は問ふを待たず、
治
(
あまね
)
く江湖に
散佚
(
さんいつ
)
せる
万顆
(
ばんくわ
)
の
零玉
(
れいぎよく
)
細珠
(
さいしゆ
)
を集め、一も
遺漏
(
ゐろう
)
無からんことを期せり。
「鏡花全集」目録開口
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
枕山が維新以後の詩賦には
散佚
(
さんいつ
)
したものが
尠
(
すくな
)
くない。『梅坡詩鈔』の題詩の如きも遺稿には載せられていない。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
さんいつ(散佚)の例文をもっと
(14作品)
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散逸
(逆引き)
スタインホイザアの稿本は
散逸
(
さんいつ
)
して、バアトンの手に
入
(
はひ
)
つたものは僅かであつた。
リチャード・バートン訳「一千一夜物語」に就いて
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
南宋となってから世も
暫
(
しばら
)
く小康がつづいた。天下の名画を
蒐
(
あつ
)
めた徽宗の
宣和御府
(
せんなぎょふ
)
の
儲蔵
(
ちょぞう
)
も、往年の乱で大部分は
散逸
(
さんいつ
)
したが、臨安の新都には、中興館閣儲蔵の制がふたたび設けられた。
人間山水図巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さんいつ(散逸)の例文をもっと
(4作品)
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さんゐつ