“宣和御府”の読み方と例文
読み方割合
せんなぎょふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南宋となってから世もしばらく小康がつづいた。天下の名画をあつめた徽宗の宣和御府せんなぎょふ儲蔵ちょぞうも、往年の乱で大部分は散逸さんいつしたが、臨安の新都には、中興館閣儲蔵の制がふたたび設けられた。
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)