“宣和画院”の読み方と例文
読み方割合
せんながいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『これでも、徽宗皇帝さまの世には、宣和画院せんながいんのひとりでしたよ。待詔金帯たいしょうきんたいを賜わってのう』
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宮中の宣和画院せんながいんで、当代の帝室技芸員格の画家を集めて、天子ご自身も絵絹をべ、美しい侍嬪じひんに絵の具をかせ、それらの中でご自慢の絵筆に羞魂がこんをうちこんでいたところなのである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)