“羅漢松”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あすなろ25.0%
おすとのろう25.0%
くさまき25.0%
らかんしょう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山（やま）した小野（をの）は、羅漢松（あすなろ）の
白羊宮 (旧字旧仮名) ／ 薄田泣菫、薄田淳介(著)
杜松（ねず）や扁柏（ひのき）や金松（かさやまき）や、花柏（さわら）や、そうして羅漢松（おすとのろう）などが、鬱々蒼々と繁ってい、昼なお暗いところもあれば、カラッと開けて急に眼の下へ、耕地が見えるというような
剣侠 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)
自分は学校の窓から裏庭（うらて）の羅漢松（くさまき）の芽の新なる緑を熟（じっ）と見入（みいっ）て色々の空想に耽（ふけ）っていた。するとベルが鳴ってハーン先生が来たのである。この日初めて先生の顔を見るのだ。
面影：ハーン先生の一周忌に (新字新仮名) ／ 小川未明(著)
これはマトリといえば鷲（わし）であり、マキといえば羅漢松（らかんしょう）、もしくは土地によっては薪（たきぎ）のことを意味すると同様に、つまりは最もよく知られている一種のスズメということで
野草雑記・野鳥雑記：02 野鳥雑記 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)