“花柏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さわら66.7%
さはら33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杜松ねず扁柏ひのき金松かさやまきや、花柏さわらや、そうして羅漢松おすとのろうなどが、鬱々蒼々と繁ってい、昼なお暗いところもあれば、カラッと開けて急に眼の下へ、耕地が見えるというような
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
臺灣たいわん阿里山ありさんにもすばらしい巨木きよぼくがあります。阿里山ありさん神木しんぼくととなへられる臺灣たいわん花柏さわら紅檜べにひ)は、地上ちじよう五尺ごしやくたかさのみきのまはりが六十五尺ろくじゆうごしやくたか二十五間にじゆうごけん樹齡じゆれい二千年にせんねんといはれてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
黄金こがねにあかりぬ、花柏さはらこだちのうへ
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)