しょう)” の例文
「——てまえは清河県せいかけんの生れ、苗字を、名をしょうと申し、兄弟順では二番目の武二郎ぶじろうでございまする」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
の時代にはしょうを植えました。いんの時代にははくを植えました。周の時代になってからは、りつを植えることになりましたが、それは人民を戦慄せんりつさせるという意味でございます。」
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
大寧たいねいに居らしめ、第十八子べんを封じてびん王となし、第十九子けいを封じてこく王となす、谷王というはるところ宣府せんふ上谷じょうこくの地たるを以てなり、第二十子しょうを封じてかん王となし、開源かいげんに居らしむ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)