“皮殻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひかく66.7%
から33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
従って内部が次第に海綿状に粗鬆そそうになると同時に膨張して外側の固結した皮殻ひかくに深い亀裂を生じたのではないかという気がする。
小浅間 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
太陽が外面の皮殻ひかくき破られたのだから、中に欝積うっせきしているエネルギーの原元子イオンスが爆発して、殆ど光線の速力にも比すべき力を以て飛散するのである。
暗黒星 (新字新仮名) / シモン・ニューコム(著)
ナンキン豆の皮殻からを散らかしはじめた。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)