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皮切
ふりがな文庫
“皮切”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かわきり
50.0%
かはきり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かわきり
(逆引き)
彼はまず一週間ほど前耳にした彼女が近いうちに結婚するという
噂
(
うわさ
)
を
皮切
(
かわきり
)
に須永を
襲
(
おそ
)
った。その時須永は少しも
昂奮
(
こうふん
)
した様子を見せなかった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
だからそのスローガンの実行の
皮切
(
かわきり
)
に、吾輩アンポンタン・ポカンはこの通り、自分自身の『物を考える脳髄』を地上にタタキ付けて見せたのだ。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
皮切(かわきり)の例文をもっと
(5作品)
見る
かはきり
(逆引き)
山田
(
やまだ
)
は
既
(
すで
)
に
其作
(
そのさく
)
を
版行
(
はんかう
)
した
味
(
あぢ
)
を知つて
居
(
ゐ
)
るが、
石橋
(
いしばし
)
と
私
(
わたし
)
とは
今度
(
こんど
)
が
皮切
(
かはきり
)
なので、
尤
(
もつと
)
も
石橋
(
いしばし
)
は前から
団珍
(
まるちん
)
などに
内々
(
ない/\
)
投書
(
とうしよ
)
して
居
(
ゐ
)
たのであつたが、
隠
(
かく
)
して見せなかつた
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
處
(
ところ
)
で
發頭人
(
ほつとうにん
)
の
手前
(
てまへ
)
、
出來
(
でき
)
ませぬまでも、
皮切
(
かはきり
)
をいたしませぬと
相成
(
あひな
)
りませんので。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
皮切(かはきり)の例文をもっと
(5作品)
見る
皮
常用漢字
小3
部首:⽪
5画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“皮”で始まる語句
皮
皮膚
皮肉
皮剥
皮革
皮相
皮嚢
皮癬
皮肌
皮衣
“皮切”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡太郎
内田魯庵
夏目漱石
薄田泣菫
泉鏡花
夢野久作