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開襟
ふりがな文庫
“開襟”の読み方と例文
読み方
割合
かいきん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいきん
(逆引き)
何時
(
いつ
)
の間に登って来たのか、白ズボンをよれよれにし、紺の
開襟
(
かいきん
)
シャツの胸をはだけた勇が三尺の
登口
(
のぼりぐち
)
に不機嫌に
突立
(
つった
)
って居た。
刺青
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
T君の山男のような
蓬髪
(
ほうはつ
)
としわくちゃによごれやつれた
開襟
(
かいきん
)
シャツの勇ましいいで立ちを、スマートな近代的ハイカーの
颯爽
(
さっそう
)
たる風姿と思い比べているうちに
小浅間
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
私は今では、完全に民衆の中の一人である。カアキ色のズボンをはいて、
開襟
(
かいきん
)
シャツ、三鷹の町を産業戦士のむれにまじって、少しも目立つ事もなく歩いている。
作家の手帖
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
開襟(かいきん)の例文をもっと
(7作品)
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“開襟”の意味
《名詞》
開襟(かいきん)
上着の襟を開くこと。また、そのようなもの。
心を開くこと。
(出典:Wiktionary)
“開襟”の解説
開襟(かいきん、en: open collar)とは、上着やシャツなどの襟を開くこと、また開いた状態での着用を前提としてデザインされた洋服の襟の形式を指す言葉である。
(出典:Wikipedia)
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
襟
常用漢字
中学
部首:⾐
18画
“開”で始まる語句
開
開闢
開放
開鑿
開閉
開墾
開戸
開山
開眼
開府
検索の候補
襟開
“開襟”のふりがなが多い著者
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谷崎潤一郎
太宰治
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