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鱗粉
ふりがな文庫
“鱗粉”の読み方と例文
読み方
割合
りんぷん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りんぷん
(逆引き)
私には、こんりんざい、
蛾
(
が
)
なんかを部屋に入れてやる気はない。私は、彼女の撒きちらす
鱗粉
(
りんぷん
)
が大きらいなのだ。
非情な男
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
あの毒々しい色をもった
鱗粉
(
りんぷん
)
というやつが、そこら一面にまき散らされるような気がしましてね。僕にとっちゃあの鱗粉という奴が、劇薬よりも恐ろしいんです。
鱗粉
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
毒蛾の
鱗粉
(
りんぷん
)
は顕微鏡で見ると、まるで
槍
(
やり
)
の穂のやうに鋭いといふこと、その毒性は
或
(
ある
)
いは有機酸のためと云ふが、それ
丈
(
だ
)
けとも思はれないといふこと、予防法としては鱗粉がついたら
毒蛾
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
鱗粉(りんぷん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“鱗粉”の意味
《名詞》
(context、entomology)蝶や蛾の翅を覆う粉。
(出典:Wiktionary)
鱗
漢検準1級
部首:⿂
24画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
“鱗粉”の関連語
三鱗
“鱗”で始まる語句
鱗
鱗葺
鱗形
鱗片
鱗雲
鱗光
鱗茎
鱗族
鱗茸
鱗魚
“鱗粉”のふりがなが多い著者
蘭郁二郎
山川方夫
宮沢賢治