“白粥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しらがゆ50.0%
しらかゆ30.0%
さがゆ10.0%
しろがゆ10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七日の朝はこの土地では白粥しらがゆに豆を入れたもので、七草をはやすというのはいろいろの食器を俎板まないたに置いて、それをマワシ木(擂木)でたたくことであった。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その懸念けねんが先に立って、過ぐる慶応三年は白粥しらかゆまでたいて村民に振る舞ったほどの凶年であったことなぞが、旅の行く先に思い出された。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
(また失念いたしたの。光圀の誕生祝いには、かならず白粥さがゆと梅干ひとつでよいというてあるに)
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なべそこにはしろいどろりとしたこめかゆがあつた。汁椀しるわんをとつてたら小皿こざらにはひしほすこせてあつた。卯平うへいめた白粥しろがゆへまだ一口ひとくちはしをつけた容子ようすがない。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)