“しらがゆ”の漢字の書き方と例文
語句割合
白粥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女中達にはおいしい肉のおかずをして遣って呉れと加奈子にねだりながら、自分は幾日でも白粥しらがゆを喰べ続ける。白粥に青菜を細かく刻んでかけて喰べるのであるが、加奈子もそれにつき合わされる。
春:――二つの連作―― (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ああ美味うまかった。だが水ではなかったと、腹の虫は泣いている。……夜来、酒のほかなにも食べていなかったからな。湯漬けでもよい。いやあたたかな白粥しらがゆならなおいいぞよ。はやく膳のしたくを