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綿々
ふりがな文庫
“綿々”の読み方と例文
読み方
割合
めんめん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めんめん
(逆引き)
もしも彼らの間に恋の花が咲いたなら、間もなく彼らを取り巻く花と空との明るさはその
綿々
(
めんめん
)
とした異曲のために曇るであろう。
花園の思想
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
一
(
ひ
)
ト月過ぎ
二
(
ふ
)
タ月
過
(
すぎ
)
ても
此
(
この
)
恨
(
うらみ
)
綿々
(
めんめん
)
ろう/\として、
筑紫琴
(
つくしごと
)
習う
隣家
(
となり
)
の
妓
(
こ
)
がうたう唱歌も我に引き
較
(
くら
)
べて絶ゆる事なく悲しきを、コロリン
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
雲は白く
綿々
(
めんめん
)
として去来し、
巒気
(
らんき
)
はふりしきる
蝉
(
せみ
)
の声々にひとしおに澄みわたる、その峡中に白いボートを漕ぐ白シャツの三、五
子
(
し
)
がいる。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
綿々(めんめん)の例文をもっと
(18作品)
見る
綿
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
々
3画
“綿”で始まる語句
綿
綿入
綿密
綿貫
綿衣
綿服
綿津見
綿屑
綿撒糸
綿帽子
“綿々”のふりがなが多い著者
内村鑑三
吉川英治
幸田露伴
北原白秋
横光利一
織田作之助
長谷川時雨
佐藤垢石
国枝史郎
芥川竜之介