トップ
>
綿衣
ふりがな文庫
“綿衣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わたいれ
55.6%
ぬのこ
22.2%
どてら
11.1%
わたごろも
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたいれ
(逆引き)
男は手織り縞の
綿衣
(
わたいれ
)
をきて、鉄色木綿の
石持
(
こくもち
)
の羽織をかさねていた。履物はどうしてしまったのか、彼は
跣足
(
はだし
)
であった。
半七捕物帳:28 雪達磨
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
綿衣(わたいれ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぬのこ
(逆引き)
昔は
金瓶楼
(
きんべいろう
)
の
小太夫
(
こだゆう
)
といわれた蘿月の恋女房は、
綿衣
(
ぬのこ
)
の
襟元
(
えりもと
)
に
手拭
(
てぬぐい
)
をかけ
白粉焼
(
おしろいや
)
けのした
皺
(
しわ
)
の多い顔に一ぱいの日を受けて
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
綿衣(ぬのこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
どてら
(逆引き)
甚「
彼
(
あ
)
の肉を食うと
綿衣
(
どてら
)
一枚
(
いちめえ
)
違うというから
半纒
(
はんてん
)
を質に置いてしまったが、オウ、滅法寒くなったから当てにゃアならねえぜ、本当に冗談じゃアねえ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
綿衣(どてら)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
わたごろも
(逆引き)
皆は思い思いの
作務衣
(
さむえ
)
を着て、裏山へ分け入った。ぼろぼろになった
麻衣
(
あさごろも
)
を着ているものもいた。袖のない
綿衣
(
わたごろも
)
を着ている者もあった。雲水たちの顔が変っているように、銘々の作務衣も変っていた。
仇討三態
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
綿衣(わたごろも)の例文をもっと
(1作品)
見る
綿
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“綿”で始まる語句
綿
綿入
綿々
綿密
綿貫
綿服
綿津見
綿屑
綿撒糸
綿帽子
検索の候補
木綿衣類
“綿衣”のふりがなが多い著者
新渡戸稲造
三遊亭円朝
永井荷風
岡本綺堂
菊池寛
田山花袋