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綿服
ふりがな文庫
“綿服”の読み方と例文
読み方
割合
めんぷく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めんぷく
(逆引き)
これらの事は他家と何の
殊
(
こと
)
なることもなかったが、女中が
悉
(
ことごと
)
く
綿服
(
めんぷく
)
であったのが、五百の目に留まった。二十四万二千石の大名の奥の質素なのを、五百は喜んだ。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
其の時庭の柴折戸を開けて、父よりはもつと年取つて居るらしい老人が、質素な
綿服
(
めんぷく
)
に夏中海水浴で
冠
(
かぶ
)
る麥藁の帽子を冠つて、弓の折れを杖にしながら這入つて來る。
新帰朝者日記 拾遺
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
宅
(
うち
)
にいる時は何うか
綿服
(
めんぷく
)
にして下さいと申し、頭も飾らず、
白粉
(
おしろい
)
などは更につけず、誠にさっぱりとした娘でございますが、自ずと気象が気高くても
強味
(
こわみ
)
はありません
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
綿服(めんぷく)の例文をもっと
(7作品)
見る
綿
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
服
常用漢字
小3
部首:⽉
8画
“綿”で始まる語句
綿
綿入
綿々
綿密
綿貫
綿衣
綿津見
綿屑
綿撒糸
綿帽子
“綿服”のふりがなが多い著者
上司小剣
三遊亭円朝
福沢諭吉
夏目漱石
森鴎外
永井荷風