“圏点”の読み方と例文
旧字:圈點
読み方割合
けんてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中(うち)に赤木は、「一体支那人は本へ朱(しゅ)で圏点(けんてん)をつけるのが皆うまい。日本人にやとてもああ円くは出来ないから、不思議だ。」
田端日記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
かれは柳行李(やなぎごうり)をあけて、そのころの日記を出して見た。九月二十四日——秋季皇霊祭。その文字に朱で圏点(けんてん)が打ってあった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
綾子手に採り披(ひら)き見れば、深川夫人乞食を救う、と標題(みだし)に圏点(けんてん)を附してその美徳を称讃し、気味悪きまで賞立(ほめた)てたり。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)